庭リフォーム | 熊谷市 M様 -2506-
施工前の様子
施工スタッフより
母から娘へ、想いを受け継ぎ、未来へつなぐリガーデン
会社を息子様へ引き継ぎ、ご自身の時間に少しゆとりが生まれたお施主様。以前からバラをはじめとする植物を育てることがお好きでしたが、年月とともに庭の手入れが大きな負担となり、毎年の雑草取りにも苦労されていました。
「娘に庭を引き継ぐなら、手入れに追われる庭ではなく、これからも心地よく楽しめる庭にしたい。」
そんな想いが、今回のリガーデンの始まりでした。
お打ち合わせの中では、お施主様のお母様も花がお好きで、ご自宅の庭で育てた花を切り花にして、ご近所や知人へお裾分けされていたというお話を伺いました。庭は、植物を育てるだけでなく、人とのつながりや暮らしの豊かさを育む大切な場所だったことが伝わってきます。
その想いを受け継ぎながら、これまで大切にしてきた「植物を楽しむ時間」はそのままに、お手入れの負担を軽減し、お母様と娘様がこれからも心地よく暮らせる庭をご提案しました。
花に囲まれ、庭を眺めるメインガーデン
主庭は、お母様が四季折々の花を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせる空間として計画しました。
傷みが進んでいた既存のウッドデッキは撤去し、リビングとほぼ同じ高さでつながる天然石のデッキを新設。庭との距離がぐっと近づき、室内からも四季の移ろいを楽しめる、庭のメインステージとなっています。レンガ花壇で腰壁を設けることで、ほどよい囲まれ感が生まれ、庭を眺めながら落ち着いて過ごせる空間に仕上げました。
駐車場からの入口には、バラを美しく誘引できるアーチゲートを設置。その先にはシンボルツリーへと続く天然石のアプローチをまっすぐに計画し、庭へ足を踏み入れた瞬間から奥行きと期待感を感じられるデザインとしています。
また、庭全体は一本道ではなく、飛び石やスタンプコンクリート、ガチン固など異なる素材を組み合わせた回遊性のある動線を計画。歩く場所によって景色が変わり、庭の隅々まで散策しながら植物を楽しめます。シンボルツリーの周囲には人工芝を採用し、あえて植栽を増やしすぎないことで木の美しさを引き立てるとともに、管理のしやすさにも配慮しました。
暮らしを楽しむガーデンラウンジ
ウリンデッキのある空間は、娘様のご要望を取り入れたガーデンラウンジです。BBQを楽しんだり、ご家族やご友人とゆったりと語らったり、庭で過ごす時間そのものを楽しめる空間としてデザインしました。
耐久性に優れたウリン材を使用したデッキには、オリジナルのガーデンシンクを設置。植物の水やりや植え替えなどのガーデニング作業はもちろん、お湯も使えるため、日々の使い勝手にも配慮しています。
空間全体にはアジアンリゾートのエッセンスを取り入れ、斜めに配置した列柱がほどよく視線を遮ることで、落ち着きのあるプライベート空間を演出。木の温もりに包まれながら、心地よい時間を過ごせるガーデンラウンジに仕上げました。
花を眺めながら静かに過ごす時間も、人が集い、語らい、食事を楽しむ時間も。一つの庭の中に、それぞれの心地よい過ごし方を描いています。
想いを受け継ぎ、未来へつなぐ庭
今回のリガーデンは、古くなった庭をきれいに整えるだけの工事ではありません。
これまで大切にしてきた「植物を楽しむ時間」はそのままに、好きな花に触れられる場所を残しながら、お手入れの負担は軽やかに。庭を歩き、季節を感じ、人が集い、それぞれが思い思いの時間を過ごせる庭へと生まれ変わりました。
そして、これからも安心して受け継いでいける景色。
お母様から娘様へ。代々受け継がれてきた花への想いや、庭のある豊かな暮らしが、この先も暮らしの中で紡がれていくことを願っています。
この大切な庭づくりに携わらせていただけたご縁に、心より感謝申し上げます。



































